2025.06.12
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6月5日(木)舞台挨拶付きプレミア上映会 イベントレポート

韓国で数々の賞を受賞した映画『ラブ・イン・ザ・ビッグシティ』が、6月13日(金)に全国拡大公開!その来日舞台挨拶付き上映会が6月5日(木)に行われ、キム・ゴウンさん、ノ・サンヒョンさん、イ・オニ監督が登壇、さらに歌手で俳優の上白石萌音さん、がスペシャルMCを担当しました。

満員御礼の中、MCとして最初にステージに登壇した上白石さん。観客には完全サプライズだった事もあり「司会を務めさせていただきます、上白石萌音と申します」と普段の俳優としてではなく司会者として観客に挨拶すると、場内からは大きな驚きの声が上がったそして「私は皆様よりも一足先に映画を拝見し、いたく感銘を受けた観客の一人です。色々なご縁が繋がり、本日司会というお役目を仰せつかりました」と司会を務めるに至った理由を笑顔で語りました。

そんな上白石さんから韓国語で「ようこそ日本にお越しくださいました!」と迎え入れられる形でキム・ゴウンさん、ノ・サンヒョンさん、イ・オニ監督の来日組がステージに登壇。拍手喝采の日本のファンに向けてゴウンさんは「去年に続いて今年も私が出演した作品を紹介する事が出来て光栄です。この時間を皆さんと楽しみたいです」と手を振りながら挨拶。サンヒョンさんはおもむろに取り出したスマホのメモに目を落としながら「こんばんは。フンス役のノサンヒョンです。お会い出来て嬉しいです」と流暢な日本語で挨拶し、上白石さんも「日本語でありがとうございます!」と大喜び。オニ監督は「大勢の皆さんに映画を観て頂けることになり、緊張していますし、ワクワクもしています。素晴らしく美しい俳優たちをじっくりと鑑賞してくださいね」と呼び掛けました。

上白石さんから、本作出演の経緯を聞かれたゴウンさんは「台本を貰って読んでみたら、あっと言う間に読み終わりました。こんなに面白い作品こそ早く作られるべきだという気持ちが強かったです」と明かした。サンヒョンさんは「面白いシナリオだったし、読んだ段階でゴウンさん、オニ監督が一緒に作ると聞いていたので、そんなお二人とお仕事が出来るというのも出演の決め手でした」と回想しました。

また、作品にちなんで上白石さんから「どんな20代を過ごされましたか?」と聞かれたゴウンさんは「大学時代は模範的な学生として頑張っていました。私は本作で演じたジェヒほど遊ばなかったのでそれが残念でした。本作では沢山のクラブシーンがあるので、そこではワイワイと騒いで遊びまくりました」と笑顔。

サンヒョンさんは「大学に行ったり、モデルの仕事や演技の仕事もして、軍隊にも行ったり、多様な経験をして紆余曲折ある人生を過ごしていました。アメリカにも長い間住んでいたこともあり、自分のアイデンティティについて混乱を抱えていました。でもその経験のお陰で今回演じたフンスの混乱ぶりも理解できた気がします」と返答。これを受けて上白石さんは「本作にはお二人のお芝居を超えたリアルな感情が映っていたような気がしました」と納得していた。

一方オニ監督は「私の20代は失敗を恐れながら過ごしていたので、本作を通じて当時心残りだった20代をもう一度取り戻そうとするような意欲を含めて映画を作りました」と本作に込めた想いを明かしました。

また上白石さんは、お気に入りの場面についてゴウンさんが「ラストシーンを見て頂ければ、この映画を観て良かった~と思ってもらえるはず」と言うと、「思いました!」と共感。サンヒョンさんから「ジェヒと喧嘩する場面が印象的。二人の関係性を上手く表していると思うから」との感想を得ると、「私も思います!」と一ファンとして嬉しそうに頷きました。

最後にオニ監督は「皆さんにこの映画をどのように観て頂けるのか非常に楽しみ!」と日本の観客に呼び掛け、サンヒョンさんは「今日はお越しいただきありがとうございます。映画を楽しんでください。そして心が温かくなる一日になったら嬉しいです」と日本語でPR。上白石さんも「ありがとうございます!美しい日本語です」と感嘆しました。

ゴウンさんは「こうして皆さんにお会い出来て心から嬉しく思います。皆さんがこの映画をどんな風に観てくださるのか今からワクワクして期待しています。肩の力を抜いて気楽な気持ちで楽しんでいただけたら嬉しいです」とニッコリで、上白石さんも「お三方の温かさがそのままスクリーンに映っているような映画になっています。その余韻と共に皆さんに映画をご覧いただき、鑑賞後の感想をSNSで共有していただければと思います」と期待を込めました。

映画『ラブ・イン・ザ・ビッグシティ』は6月13日(金)公開!
ぜひ映画館でご覧ください!

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